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津軽 単行本 – 2006/6/1

4.3 5つ星のうち4.3 71個の評価

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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 未知谷 (2006/6/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2006/6/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 190ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4896421639
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4896421637
  • カスタマーレビュー:
    4.3 5つ星のうち4.3 71個の評価

著者について

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太宰 治
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(1909-1948)青森県金木村(現・五所川原市金木町)生れ。本名は津島修治。東大仏文科中退。

在学中、非合法運動に関係するが、脱落。酒場の女性と鎌倉の小動崎で心中をはかり、ひとり助かる。1935(昭和10)年、「逆行」が、第1回芥川賞の次席となり、翌年、第一創作集『晩年』を刊行。この頃、パビナール中毒に悩む。1939年、井伏鱒二の世話で石原美知子と結婚、平静をえて「富嶽百景」など多くの佳作を書く。戦後、『斜陽』などで流行作家となるが、『人間失格』を残し山崎富栄と玉川上水で入水自殺。

カスタマーレビュー

星5つ中4.3つ
5つのうち4.3つ
71グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2021年11月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
若干のタバコの匂いと書いてあったので心配してましたが
ほとんど気になりません。
注意していただいたので、一日だけ念の為風に当てました。有難う御座いました。
2022年10月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
何より良いのは、表紙カバーのデザインです!
このデザインで『斜陽』を探したが無くて残念
岩波版はなんかアカデミックで敬遠しちゃって
新潮版は評判悪いので、結局、表紙デザインで
選びました「んー角川か?」と思ったのだけど
コレが、フォントが読みやすく意外と良いです
勝手な、思い込みはイカンですね!
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2021年12月29日に日本でレビュー済み
太宰の生まれ故郷「津軽」の紀行文だが、これが滅法面白い。三十代で亡くなった文士の名前と享年を数え挙げ、「俺もそろそろ、その齢だ。作家にとって、一番大事」で「苦しい」年齢だから旅に出ると妻に言い訳する点は、見栄っ張りの地が覗く。

「紫みたいな妙な色」の勤労奉仕作業服、ズック靴にゲートル巻きで「乞食のような姿」の太宰は帝都東京を後にする。昭和十九年五月中旬の事らしい。「東北の寒さを失念していた」迂闊さは、「熱燗のお酒」が目にチラつくまま行き当たりばったりの旅の予感が伴う。

郷里の友人や親類と旧交を温めるものの、東京に毒された「都会人としての私」を意識し、「津島のオズカス(叔父糟。三男坊以下の意)」として津軽弁に執着する。生き方の手本とすべき「津軽人」を見出す旅にしたいとの目論見があるらしい。

宿命の囁きを耳にする太宰は、主観的な「信じるところに現実はあるのであって、現実は決して人を信じさせることが出来ない」と記す。また、郷土史文献から「五年に一度ずつ凶作に見舞われている」津軽の凶作年表を四頁(77~80頁)に亘って引用し、苦難の郷土を再認識する。

持参した鯛の調理を女中経由で注文した三厩の宿屋では、切り身五片の塩焼きが供された「宿の者の無神経」が癪に障り、「僕は、食わん。こんなもの馬鹿馬鹿しくって食えるか」と、ひどく酩酊する始末。一言「姿焼きにして」と伝えれば失敗せずに済んだ筈。まぁ、他人との意思疎通は確かに難しい。

「ここは、本州の極地である」「あとは海にころげ落ちるばかりだ」との竜飛の描写が凄まじい。だが、酒の配給日に当たった旅館で鱈腹飲めると知ったときの作家の意地汚さは、断崖絶壁の峻烈さを遥かに凌ぐ。旅の目的は只管「飲むこと」だったのか!

戦時下なのに長閑に感じられるのは、自給自足できる農産物や魚介類の生産地だからだろう。『長い道』(富山)や『戦中派不戦日記』(鶴岡、但馬、飯田)に描かれる疎開地にも共通する雰囲気だ。配給品が遅れ欠乏する耐乏生活を余儀なくされる消費地の都会ではこうはいかない。

「みちのく」が「道の奥」に由来する話や「みち」の訛り「むつ」から「陸奥」という名称が生まれた(だから漢字の「陸」は「道」と同義)という説明は非常に面白い。また、「北国のコモヒ(隠日)」と呼ばれる軒をくっ付け合った長い廊下で風雪に耐える智慧に感心した。

太宰は旅の最後に、大昔に自分の子守をしてくれた「たけ」を北津軽の寒村に訪ね、連絡も約束も無いため探しあぐねるが、奇跡的に「育ての親」との再会が叶う。日本映画「女中ッ子」の設定に似ており、読んでいて何だか懐かしい気がした。

これとは別に、年端の往かぬ少女らが他家での子守労働に従事せざるを得なかった戦前の貧しい実相が私には透けて見える。「五木の子守歌」や「竹田の子守歌」の切なさが耳朶によみがえる。

堅かった「たけ」の表情や訥弁が、三十年の歳月の隔たりを俄かに縮めたかのように竜神様の八重桜の下で急変する。「それ(名前を聞いて)から、口がきけなくなった」「まあ、よく来たなあ、お前の家に奉公に行ったときには、…それがこんなおとなになって、みな夢のようだ。」

「奉公に来て、私をおぶったのは、私が三つで、たけが十四のときだったという。それから六年間ばかり私は、たけに育てられ教えられた」その影響で、兄弟中で己一人だけが「粗野で、がらっぱちの処がある」育ちの本質を太宰は看て取る。

氏より育ちの「友」、同類をそこに見つつ、「私は虚飾を行わなかった。読者をだましはしなかった。さらば読者よ、命あらばまた他日。元気で行こう。絶望するな。では、失敬。」と結ぶ。

教養人の衒いなのか、ええ格好しいの性質が邪魔をするのか、折角に感動的な再会話の余韻を無遠慮に断ち切ってしまう文章スタイルに、金持ちの素封家に生まれながらも爺銭を遣わずとの作家太宰の過剰な自負心が滲み出ている。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2020年5月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
いや、長いっすね。依頼されて書いた物のようだし、取材旅行した内容そのまま書いたって感じ。
太宰先生は大好きですけど、これはあんま響かなかった。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2018年6月23日に日本でレビュー済み
角川文庫平成30年6月25日改版初版。改めて組みなおされた時って、名作を読む直す良い機会ですね。

言わずと知れた太宰の名作。国語教科書にも採用されました。性格破綻のうかがえる描写が少なく、向日的な作風であるのがその理由でしょう。

故郷津軽を訪ね、思い出の土地をめぐり、懐かしい人々と旧交を温める。優しい友達に感謝し、津軽の歴史と風土に思いを新たにする。同時に、自分が故郷をあまりに知らないことを痛感。各地を縦横に歩き回り、故郷の紹介に努める姿はサービス精神満点です(少し過剰な調子が見えもしますが)。

作者を迎え入れる津軽人もよい人ばかり。Sさんのような過剰なおもてなし精神はこの土地の人間の特徴とのこと。読んでいて微笑ましくも、胸にしみます。逆に実家での、兄弟たちとの妙に気の張ったよそよそしいやり取りには、いろいろあったとは知りながら痛々しいものがあります。

掉尾を飾るのはやはり自分の子守りをしてくれたたけとの再会。探し回った挙句、しばらくの無言ののちの、森での場面は圧巻。あれほどの熱い思いをぶつけられた主人公は、まちがいなく津軽一の幸せ者だったでしょう。

この小さな、しかし豊かな場面に出会うだけでも、本書を読み直す甲斐というものがあります。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2010年1月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
 昨年は、太宰治生誕100年だったこともあり、たくさんの太宰作品を読んだ。その中で、「ああ、太宰という人は、本来こういう人だったんだなあ。」と、ようやく生身の太宰に会えたように感じたのが、この作品である。彼は、故郷津軽の人たちとこのように語り、このように酒を飲んだ。そして、大好きだった育ての親と再会する。太平洋戦争真っ直中の昭和19年の春、彼は都会の生活を逃れ、故郷津軽を旅する。この作品では、友と語るリラックスした明るい太宰に会える。また、一方で、実家に対する彼のコンプレックス、気詰まりも理解できる。長部氏による作品「津軽」の裏話(解説)、太宰本人の手による津軽半島の地図など、この文庫ならではの特徴も見逃せない。
11人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2022年4月22日に日本でレビュー済み
今年ももうじき巡ってくる"桜桃忌"に寄せて今年は「津軽」を一読。
ウケウリ臭ぷんぷんの情報の羅列に
行く先々で待つ旧友や親族とのぐだぐだとした
酒→飯→酒→飯に開けては暮れる。
グルメに温泉、途中下車に鄙びた宿・・・
いつの頃からTVを占拠している
見るに堪えない”旅ものバラエティ”を
ハルか昔、終戦すぐに展開してる。
太宰は予言者かっ⁈
2009年10月27日に日本でレビュー済み
私はこの本を書店で購入したのだが、岩波文庫版と新潮文庫版とで迷った。最終的に決め手となったのが長部日出男による解説の面白さだった。内容としては「『津軽』の真相が物語る太宰のストーリーテラーとしての計り知れない力量」ということになろうか。これ以上言うとネタバレになってしまうので控えるが、この解説を読んで本編を読むと、さらに面白みが増すのではなかろうか。
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート